”ギャンブル依存症者への支援”についての私見

*パチンコ依存症者(重度)にとっては、とても刺激の強い画像です。ご注意ください。

 こんばんは。ギャンブル依存症のえいきです。

 唐突ですが、この画像は刺激的ですねー。SANYOのギンパラでしょうか?私にとって情熱カーニバル319verでは24連2万発が最高でした。懐かしいです。(当事者が盛り上がるトーク)

 当事者は、負けて多額の借金を背負っても勝った時の記憶が脳内に焼き付いていて、このような話題で話が弾むことがありますよね。当事者の方は分かってくれると思います。でも、もうギャンブルに一切触ってはダメですよ?絶対コントロールできません。断言しますよ。

 というわけで、本日はギャンブル依存症者への支援について、私見を述べていきます。

 さいたま市のアップしている情報を拝見すると、ギャンブル依存症者に対する家族の対応は、以下の傾向があるようです。

・ギャンブルをやめさせるために苦言や説教をする。
・ギャンブル依存症者のお金を管理したり、財布をのぞいたりする。
・家族や自分自身のことを二の次にして、借金の返済に努める。
・じっと我慢していたり、ギャンブルのことは見て見ぬふりをする。
 多くのご家族が上記のような対応を何度繰り返しても、なかなかギャンブル依存症者のギャンブルをやめさせることは難しいようです。

 ギャンブル依存症当事者としてみても、この対応で依存症者の断ギャンは困難です。

 体験談ですが、私も妻に「なぜパチンコをして、借金を繰り返すのか」「これ以上ギャンブルしたら離婚する」と言われました。この苦言や説教、金銭管理などの対策で一時は止まるものの、ギャンブル衝動が抑えられず、お昼代の400円を持ったら「1パチ甘デジなら2プッシュ(2回貸し玉すること)で当たるだろうな」「少しだけなら、ばれなきゃ遊んでもいいよな」「甘デジだし絶対勝てる」と、人生の優先度トップがギャンブルの当時の私は、後ろめたさと興奮が入り混じった、狂った状態でパチ屋に足を運ぶのでした。

 何度も言いますが、ギャンブル依存症者は借金と嘘を持っています。ギャンブル至上主義の状態の人を他者がコントロールすることは不可能です!!


 なら、どうすべきなのか・・・


 非常に難しい問題だし、いろいろなアプローチが存在すると思います。

 これは私見ですが、

①家族が支援者の場合・・・

 家族が先にギャマノンなどの自助グループに通い、自身の心の守り方などを身に着けるとともに、「自分の持つありのままの感情」「自助グループに通うなど、ギャンブルに向き合う活動を行っていること」「相手もギャンブルに向き合うこと」を伝える。重要なことは、依存症者を責めたり、追い詰めたりしないこと。(ユー・メッセージではなく、アイ・メッセージであること)

(例)「私はギャンブルが原因で非常に辛い思いをしている。心が壊れそうで、助けを求めて、同じ悩みを抱える自助グループに通っている。私たちはこのままではいけないと思う。あなたもギャンブルに向き合ってみない?」

②家族以外が支援者の場合・・・

 ギャンブル依存症者が何を思い、何を感じてギャンブルを行うのか。また、ギャンブルや生活を今後どうしていきたいのかを聴く。傾聴と寄り添い。



 支援者が誰であれ、ギャンブル依存症者を否定せず、誤りを指摘せず、理解し寄り添うことが大切です。そして何か伝えるときはアイ・メッセージで。ギャンブルで辛い思いをしているのは、家族だけではありません。当事者も同じですから。

(ここまで書くと「当事者より家族の方が辛い思いをしている!」と怒りのご意見がありそうなので先に。問題に大小はありますが、辛さに大小はないです。個人の捉え方感じ方の問題です)

 長々と書き連ねましたが、今回はここまでとなります。

 考えなどにご賛同いただける方、沖縄県在住でギャンブル依存症に困っている方は、当方までご連絡ください。下記団体を立ち上げました。


〇リブウィズ(Live with)~ギャンブル依存症と向き合う仲間たちの会~

(任意の非営利団体です)

日時:毎週月曜日 18:30~19:30【要予約・対面方式】

会場:野嵩2区公民館(沖縄県宜野湾市野嵩3-16-2)

予約方法:メールやDMなど連絡を取りやすい方法にて

メール:meeting_livewith@outlook.com

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リブウィズ(Live with)~ギャンブル依存症と向き合う仲間たちの会~

・皆さまはじめまして!代表の「えいき」と申します。 ・沖縄県宜野湾市に拠点を置いております。 ・令和5年6月20日に、本任意団体を1人で立ち上げました。(非営利団体) ・ギャンブル依存症当事者です。 ・ギャンブル依存で苦しむ方々が穏やかな暮らしを手に入れ、暮らしやすい社会を構築できるよう活動します。 ・過去の後悔や自身の経験を踏まえ、誠心誠意支援してまいります。現在、会員募集中です!